出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

陸前高田・被災流木の像を解説 清水寺参道に扁額設置

大日堂の前に設置された扁額(京都市東山区)
大日堂の前に設置された扁額(京都市東山区)

 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の流木で作られた大日如来坐像を安置する清水寺の塔頭、真福寺(大日堂、京都市東山区)に、像が制作された由来を解説する扁額(へんがく)がこのほど設置された。観光客でにぎわう清水寺参道で、被災地の復興と鎮魂への思いを親しみやすい絵とともに紹介している。

 扁額は、仏像を制作した学校法人二本松学院京都伝統工芸大学校が奉納した。縦約0・8メートル、横約1・8メートルのケヤキの一枚板を使用し、京都美術工芸大教授の木工芸作家宮本貞治さんが制作した。絵画は画家の諫山(いさやま)恵実(宝樹(たまじゅ))さんが担当し、陸前高田の奇跡の一本松から清水寺へ子どもたちが行列する姿をカラフルに描いている。

 清水寺の森清範貫主直筆の解説文では、同校の学生たちが名勝「高田松原」の流木のマツを材料に、鎮魂の思いを込めて像を制作した経緯を説明している。

 このほど現地で営まれた奉納式では、学校法人二本松学院の新谷秀一理事長が清水寺側に目録を手渡した。同寺は「参道を歩く人たちに扁額を見て像の由来を深く知ってもらいたい」と話している。

【 2018年05月16日 22時09分 】

ニュース写真

  • 大日堂の前に設置された扁額(京都市東山区)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      住宅火災で高齢男女死亡
      東京・練馬

      20180524000224

       24日午後8時5分ごろ、東京都練馬区錦1丁目の2階建て住宅から出火し、1階約30平方メ..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      大谷―田中は実現せず
      登板日が28日から変更に

      20180525000003

       【トロント共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(23)の次回登板が27日(日本時..... [ 記事へ ]

      経済

      スバル、初のEVはフォレスター
      主力車で環境対応

      20180524000102

       SUBARU(スバル)が、2021年に発売する初の電気自動車(EV)をスポーツタイプ多..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      iPS細胞から免疫機能高める細胞作製 京大グループ発表

      20180524000201

       ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、免疫細胞を活性化させるリンパ球のような働きを持..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      原発再稼働、地元同意対象拡大を
      福井の市民団体が協定締結要

      20180524000145

       脱原発などを訴える福井県の市民団体が24日、原発再稼働時の「地元同意」の対象を、原発か..... [ 記事へ ]

      国際

      ナジブ前首相を再聴取
      マレーシア公金流用疑惑

      20180524000218

       【クアラルンプール共同】マレーシアの汚職対策委員会(MACC)は24日、首都クアラルン..... [ 記事へ ]