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滋賀の高校生でオンリー1の簿記1級合格 夢は公認会計士

1級の簿記検定合格証書を手にする泉さん。手前は、半年間に取り組んだ過去問題集(彦根市芹川町・彦根翔西館高)
1級の簿記検定合格証書を手にする泉さん。手前は、半年間に取り組んだ過去問題集(彦根市芹川町・彦根翔西館高)

 彦根翔西館高(滋賀県彦根市芹川町)の男子生徒がこのほど、日本商工会議所(日商)簿記検定1級に合格した。1級は大学生程度の専門科目の習得が必要とされ、今回、県内の高校生で唯一の合格という。「大学在学中に公認会計士合格を目指す」と次の目標を見据えている。

 会計ビジネス系列3年の泉翔馬さん(17)=東近江市小脇町=。1年冬に同3級に合格して簿記の面白さに目覚め、2年夏に2級合格、3年で難関の1級に挑戦した。「簿記は企業の予算や取引など、お金の流れが分かる面白さがある」と説明する。

 試験科目は商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目。各科目25点で合計70点以上かつ、1科目でも10点未満があると不合格となる難関。合格率10%前後の狭き門で、公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門とされる。合格すると税理士試験の受験資格が得られる。

 部活動で簿記部に所属する泉さんは、同級生と教え合ったり励まし合ったりして半年に及ぶ受験勉強を乗り切った。昨年11月から平日4時間、土日も登校して7時間の勉強に励んだという。くじけそうになった時期もあったが、休日も出勤して指導した相坂太輔教諭に励まされ、スランプを脱したという。合格通知を受け取った時を「うれしいの一言です」と振り返った。

 現在は大学受験のための勉強に取り組む。経済系の学部に進学し、「将来は、簿記の分野で企業の中で代わりがいない存在になりたい」と夢を膨らませる。

【 2018年09月14日 12時11分 】

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