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舌の色は?今の気持ちは?質問で体調を点数化 東洋医学のアプリ

スマートフォンのアプリの画面(南丹市日吉町・明治国際医療大)
スマートフォンのアプリの画面(南丹市日吉町・明治国際医療大)

 東洋医学の見識を生かして体調管理をするインターネットアプリ「YOMOGI(よもぎ)」を京都府南丹市日吉町の明治国際医療大がつくった。舌の色や脈拍などの体と心に関する質問に答えると、健康状態を点数化し、ケアの仕方をアドバイス。同大学は「トレーナー」として部活動をする中高生や高齢者らの活用を呼び掛けている。

 鍼灸学部長の伊藤和憲教授が、病気になる前に、はりやきゅうを施術することが多い東洋医学の特長を生かしてパソコンやスマートフォンで利用できるアプリを開発。大学病院の患者や学生のデータをもとに、アスリート向けと一般の人向けをつくった。

 アプリでは睡眠や運動の時間や食欲、舌の色、現在の気持ちなどの質問に回答し、「目を閉じて片足で立つ姿勢が何秒続けられるか」などの体の硬さやバランスも問われる。東洋医学を応用して、健康状態を「頑張り屋型」「生活習慣型」「基礎体力低下型」の3タイプに分け、簡単な体操やバランスのとれた食事などのケアをアドバイスする。

 伊藤教授は「アスリートは、自分の体の状態が分かっていなくてけがをするケースがあるので、アプリで自分の体に向き合ってほしい。過疎地で病院が近くにない高齢者に利用してもらい、病気の早期発見につなげる取り組みもしたい」と語る。

 アスリート版はhttps://mytrainer.kenko1192.com/

 一般版は、https://www.kenko1192.com/

【 2019年06月05日 14時50分 】

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