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昨年のセンバツ球児が新たな旅立ち 大学野球に挑戦、難関突破も

卒業証書を手に新たなステージに向けて意気込む近江高の北村内野手(同高)
卒業証書を手に新たなステージに向けて意気込む近江高の北村内野手(同高)

 第91回選抜高校野球大会が23日開幕する。1年前の前回大会は滋賀から近江、彦根東、膳所の3校が出場し、湖国球史を塗り替えた。その球児たちが新たな一歩を踏み出す。

 近江高で4番を務めた北村恵吾内野手は東都大学リーグの伝統校、中央大へ進む。昨春の甲子園は星稜高(石川)との3回戦でサヨナラ負け。続く夏も再び甲子園に登場し、準々決勝で金足農高(秋田)に敗れた。勝負を決められたツーランスクイズは「本塁へ完璧な送球ができなかった自分の力不足。でも全く悔いはない」と振り返る。

 北村内野手は「苦しいことから逃げずに取り組めば必ず成果は出ることを学んだ。将来はプロから指名される選手になる」と成長を誓う。同級生は大学や独立リーグなどで大半が野球を続ける。

 彦根東高のエースとして一昨年夏と昨春の甲子園に出場した増居翔太投手は東京六大学の慶応大へ進む。「甲子園を経験し、より高いレベルの野球を目指そうと考えた」と語る。

 昨春は慶応高(神奈川)との初戦でセンバツ初勝利に貢献。続く花巻東高(岩手)戦は九回まで無安打無得点の快投を演じながら、サヨナラ犠飛で敗れた。「ターニングポイントになった。自分の足元を見つめられた。大学では急がず一歩ずつ力を付けたい」と話す。

 巧打が光った朝日晴人内野手も慶大へ。彦根東高の甲子園初勝利となった一昨年夏の波佐見高(長崎)戦を思い出し、「何度も練習していた、一、三塁からのゴロ打ちを決められた。甲子園は最高の経験」と笑顔で母校を巣立った。ともに戦った仲間は難関大を目指して奮闘中だ。

 21世紀枠で59年ぶりに甲子園に登場した膳所高の球児も難関大に挑む。京都大の合格者もおり文武両道を遂げた。

【2019年03月23日配信】