京都新聞
紙面特集

フランス国立図書館版画コレクション
ピカソ 版画をめぐる冒険
美術館「えき」KYOTO

パブロ・ピカソ 「吊りランプのある静物」
1962年 リノカット

独創の芸術世界 源泉たどる

 展覧会「フランス国立図書館版画コレクション ピカソ 版画をめぐる冒険」が7日、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まる。ピカソが手掛けた銅版画をはじめ、レンブラントらピカソに影響を与えた巨匠たちの版画も合わせて展示する。

 14世紀の創立以降、芸術的、科学的資料を収集する同図書館は、書籍から、版画、写真、ビデオ、装飾品、コスチュームに至る1500万点以上のコレクションを誇る。この中からピカソと巨匠たちの版画計約100点を公開する。

 ピカソは生涯2000点以上の版画を残した。今回は、エッチングやリノカットなど多彩な技法を駆使し、肖像、静物、裸婦像、神話などをモチーフにした版画を紹介する。「草上の昼食(マネによる)」はピカソらしい大胆な再解釈が光る傑作だ。また、ピカソの創作に豊かな着想を与えたレンブラントやゴヤ、プッサンの作品を元に作られた版画作品も展観。独創の芸術世界の源泉をたどる。


パブロ・ピカソ「槍」
1959年 リノカット

(c) 2018 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN)
(c) Bibliothèque nationale de France

案内
■会     期9月7日(金)~10月8日(月・祝) 会期中無休
■開 館 時 間午前10時~午後8時(入館は閉館30分前まで)
■会     場美術館「えき」KYOTO(京都市下京区、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
■主     催美術館「えき」KYOTO、京都新聞
■入  場  料一般1000円(800円)大学・高校生800円(600円)中・小学生600円(400円) ※かっこ内は前売および障害者手帳提示の人と同伴者1人。


【2018年9月6日付京都新聞朝刊掲載】