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宅配装い犯行、2年前に同じ手口か 1億円強奪疑い議員元秘書ら

上倉容疑者(左)、西谷真弓容疑者(共にフェイスブックから)
上倉容疑者(左)、西谷真弓容疑者(共にフェイスブックから)

 京都市左京区で2010年9月、不動産会社社長宅に押し入り、現金1億円を奪ったとされる事件で、強盗致傷などの疑いで8日に逮捕された住所不定、元国会議員秘書上倉崇敬容疑者(44)が、宅配業者に変装して屋内に侵入していた疑いのあることが、京都府警への取材で分かった。上倉容疑者は、2年前に起こした別の強盗事件でも宅配業者を装って犯行に及んでおり、府警は、上倉容疑者が同じ手口で事件を繰り返していた可能性が高いとみて捜査している。

 上倉容疑者の逮捕容疑は、知人の西京区松室追上ゲ町、無職西谷真弓容疑者(59)と共謀し、10年9月29日午後2時40分ごろ、左京区の不動産会社の男性社長=当時(69)、すでに死亡=宅に押し入り、家人に刃物を突きつけ、両手を縛るなどしてけがをさせた上、金庫に保管されていた現金1億円を奪った疑い。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 府警によると、社長宅のインターホンの内蔵カメラに、犯人とみられる宅配業者姿の男が、屋内に侵入しようとする様子が記録されていた。府警は画像の男が上倉容疑者だとみている。

 一方、上倉容疑者は16年5月にも、島根県内の高齢者宅に押し入り、家人にけがを負わせるなどしたとして、強盗致傷などの疑いで逮捕され、有罪判決を受けた。この事件でも、京都の事件と同様、宅配業者に変装して被害者宅に侵入していたという。

 上倉容疑者はこれまでに複数の国会議員秘書を務め、事件当時は自民党の二之湯智参院議員(京都選挙区)の公設秘書だった。

 二之湯参院議員は「(上倉容疑者は)約7年間、私の秘書をしていた。祇園や先斗町で遊ぶなど金遣いが荒く、どうしてそんなにお金があるのかと不思議だった。生活態度を注意したこともある。事件については寝耳に水で驚いている」と話した。

【 2018年11月09日 08時46分 】

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