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認定こども園開園1年遅れ 災害や五輪で鋼材入手できず

来春の開園予定だった岡山認定こども園の整備場所。鋼材不足で更地の状態が続いている(近江八幡市大房町)
来春の開園予定だった岡山認定こども園の整備場所。鋼材不足で更地の状態が続いている(近江八幡市大房町)

 滋賀県近江八幡市の岡山小学区で来年4月に開園予定だった岡山認定こども園の整備が遅れ、1年間延期されることが21日、市への取材で分かった。相次ぐ災害の復旧や東京五輪特需と重なり、設置運営法人側が必要な鋼材を入手できないのが原因という。

 市幼児課によると、同学区には保育施設がなく、岡山幼稚園も手狭なことから、市は2016年11月、民設民営の認定こども園整備を決定。公募で社会福祉法人紫雲会を選定し、本年度末での同幼稚園閉園も決めていた。市は先月、「岡山紫雲こども未来園」への申し込みを募集し、幼稚園籍の短時部に147人、保育所籍の長時部に148人の応募があった。

 しかし、10月26日と11月2日、紫雲会や建設会社、設計会社の担当者が市役所を訪れ、鋼材の納品遅れで来春の開園は難しくなったとし、謝罪した。紫雲会は2020年4月の開園に向けて事業を継続する意向を示している、という。

 同市は同幼稚園の閉園を1年間延期する。現在、地元説明会で保護者らに経緯を報告、謝罪している。

 同市内の子育て環境を巡っては、来年4月に開園予定だった桐原東認定こども園の候補地が決まらず、開園が1年遅れることも判明している。

【 2018年11月22日 08時45分 】

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