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ひとり親家庭「生活苦しい」6割 滋賀県の18年調査

滋賀県庁
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 滋賀県内のひとり親家庭の6割が暮らし向きを「苦しい」と感じていることが、県の生活実態調査で分かった。「たいへん苦しい」とする割合は前回2014年調査より減少したが、一番の悩みは前回と同じく「生活費」で、母子、父子家庭ともに家計を負担に感じていた。

 昨年4月時点で県内の母子家庭は、14年より190世帯増えて1万3387世帯。全世帯に占める割合は2・37%だった。父子家庭は1173世帯。昨年9月、無作為抽出で調査票を郵送して調べた。回収率は36・1%だった。

 ひとり親家庭の年間勤労収入は母親で200万~300万円が24・8%と最多で、100万~200万円が24・5%と続いた。父親は300万~400万円(21・8%)が最も多かった。「生活費」の悩みは母子家庭で49・6%、父子家庭で38・5%に上った。

 離婚時に養育費の取り決めをした世帯は母子家庭で59・1(前回56・3)%、父子家庭で26・6(同21・7)%と増加傾向で、取り決めはしていても「(養育費を)受けたことがない」母子家庭は18・3(同22・9)%と、前回よりやや改善した。

 面会交流の文書で取り決めているのは母子家庭25・8(前回22・5)%、父子家庭20・9(同15・0)%と依然として少なかった。養育費の受給と面会交流の実施状況の関連では、面会交流に行ったのは、養育費を「現在も受けている」「受けたことがある」世帯が6割前後の一方、養育費を受けたことがない家庭は約4割にとどまった。

 県子ども・青少年局は「数字には改善が見られるが、生活が苦しい状況は続いているとみられる」としている。

【 2019年02月11日 19時50分 】

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