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BMX中村「攻めて結果を」W杯開幕、東京五輪代表目指す

W杯広島大会を前に公開された練習で華麗な技を披露する中村(京都向日町競輪場)
W杯広島大会を前に公開された練習で華麗な技を披露する中村(京都向日町競輪場)

 東京五輪で新たに採用される自転車BMXフリースタイル・パーク男子の中村輪夢(京都市右京区)が、19日開幕のワールドカップ(W杯)広島大会から本格化する五輪選考レースに挑む。「世界との差は縮まっている。早い段階で代表を確実にする」。国内外で経験を積む17歳のエースの士気は高い。

 同種目は1分間の演技の中で、ジャンプ台を利用して自転車ごと360度回転したり、両手を放したりするアクロバティックな技を披露して得点を競う。中村は地面から5メートルほどに達するジャンプの高さや、空中でハンドルを回転させる技術が持ち味で、2017年の全日本選手権で初代王者に輝き、同年の世界選手権で7位に入るなどして名を広めた。

 翌年の全日本はタイヤがパンクするトラブルに見舞われて2連覇を逃したが、「負けたことで成長できた」。W杯広島大会から五輪代表選考ポイントが与えられ、来年5月まで代表選考は続く。中村は「五輪直前に焦らないためにも、今年の大会で成績を残し、早期にポイントを積み上げたい」とプランを描く。

 技術と自信の土台は豊富なトレーニング。京都や三重を拠点に練習は毎日欠かさず、「朝から晩までひたすら自転車に乗る」と話す。3月には中国で合宿を行い、空中で自転車を固定したまま体を回転させる新技も習得したという。

 目標は20年までに世界大会で表彰台に立ち、五輪でメダルを獲得すること。「ジャンプの高さを生かし、他の選手がやらない技で攻めて結果を残したい」とまずはW杯初戦での全力疾走を誓った。

【 2019年04月19日 06時00分 】

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