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稚児の大役引き受ける決意 祇園祭の長刀鉾が結納の儀

厳かに行われた「結納の儀」(15日午前10時37分、京都市中京区)
厳かに行われた「結納の儀」(15日午前10時37分、京都市中京区)

 祇園祭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)が今年の稚児中西望海(のぞみ)君(10)を町内に迎え入れる「結納の儀」が15日、中京区で行われた。稚児の父親らが、大役を受ける決意を保存会の役員に伝えた。

 38年前に稚児を務めた望海君の父英貴(ひでたか)さん(47)の結納の儀が行われた部屋と同じ和室で、床の間には「祇園牛頭天皇」と書かれた軸が掛けられた。八坂神社(東山区)の神職によるおはらいの後、羽織はかま姿の保存会役員と稚児の両親が向かい合った。

 保存会の井上俊郎代表理事(62)が祝いの言葉とともに「幾久しくお納めください」と結納の品を差し出し、受け取った英貴さんは「山鉾巡行に向け、ますます精進いたします」と返礼の言葉を述べた。望海君は今後、「町内の子」として祇園祭のさまざまな神事に臨む。

【 2019年06月15日 16時05分 】

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